2006年にフラッシュアニメとして公開された、棒人間が縦横無尽に戦う「Animator vs. Animation」シリーズ。その作者であるAlan Becker氏は、同作を原作にした格闘ゲーム『Animation VERSUS』のクラウドファンディングキャンペーンをKickstarterにて開始しました。
まずはSteamでリリース予定!フラッシュ時代から続くアニメシリーズが格ゲー化
「Animator vs. Animation」シリーズとは、回を重ねるにつれスタイリッシュさが増し、『マインクラフト』に『ポケモン』そして『パックマン』や『マリオブラザーズ』などを題材としたスピンオフ作品も登場したアニメーションシリーズです。今回の格闘ゲーム版には原作者Becker氏がプロジェクト監督という形で携わっており、クラウドファンディングキャンペーン開始からわずか4時間で目標額13万ドル(約2,000万円)を達成し、24時間後には37万5,000ドル(約5,600万円)が集まりました。

ゲームは様々な格闘ゲームの要素を融合させることを目標としており、キャラクターはステージを自由に動けるほか、相手をKOするにはHPをゼロにする以外にも、十分弱らせて壁からスマッシュすることも可能。スマブラ風格ゲー『Rivals of Aether』のMod制作者Muno氏が本作リード・デベロッパーを担当するのもあってか、どこか『大乱闘スマッシュブラザーズ』からの影響も感じられます。

なお、記事執筆時点で約45万ドル(約7千万円)集まっており、ソロまたは協力プレイで遊べるローグライトモードの実装が決定しています。

『Animation VERSUS』はPC(Steam)向けにリリース予定。開発はコンソール版とモバイル版にも意欲を示しているものの、「Kickstarterでの皆さんからの資金援助が必要」としています。Kickstarterでのクラウドファンディングキャンペーンは2025年4月24日まで実施予定です。