ゲームだけでなく「PCでやりたいこと」があるならGALLERIAで─ゲーミングPCアワード 2024-2025 受賞インタビュー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

ゲームだけでなく「PCでやりたいこと」があるならGALLERIAで─ゲーミングPCアワード 2024-2025 受賞インタビュー

GALLERIAが本アワードで最優秀賞に輝くのは4年連続。着実にユーザーへの認知を獲得し、購入へとつなげていくGALLERIAの次なる一手とは?

連載・特集 特集
PR
ゲームだけでなく「PCでやりたいこと」があるならGALLERIAで─ゲーミングPCアワード 2024-2025 受賞インタビュー
  • ゲームだけでなく「PCでやりたいこと」があるならGALLERIAで─ゲーミングPCアワード 2024-2025 受賞インタビュー
  • ゲームだけでなく「PCでやりたいこと」があるならGALLERIAで─ゲーミングPCアワード 2024-2025 受賞インタビュー
  • ゲームだけでなく「PCでやりたいこと」があるならGALLERIAで─ゲーミングPCアワード 2024-2025 受賞インタビュー
  • ゲームだけでなく「PCでやりたいこと」があるならGALLERIAで─ゲーミングPCアワード 2024-2025 受賞インタビュー
  • ゲームだけでなく「PCでやりたいこと」があるならGALLERIAで─ゲーミングPCアワード 2024-2025 受賞インタビュー

イードがゲーミングPCのユーザー満足度を調査した「ゲーミングPCアワード 2024-2025」において、「デスクトップPC部門」総合満足度の最優秀賞に「GALLERIA(ガレリア)」が選ばれました。

GALLERIAは、PCショップ「ドスパラ」を全国展開する株式会社サードウェーブのゲーミングブランドで、本アワードで最優秀賞に輝くのは4年連続となります。着実にユーザーへの認知を獲得し、購入へとつなげていくGALLERIAの次なる一手とは? サードウェーブ 取締役 兼 執行役員の西村祐典氏に話をうかがいました。

GALLERIA 公式サイト

ステイホーム需要の終了を乗り越え、PC市場は再び拡大傾向に

――「ゲーミングPCアワード 2024-2025」デスクトップPC部門 総合満足度 最優秀賞の受賞、おめでとうございます。これで4連覇となりますが、まずは率直な感想を教えてください。

西村祐典氏(以下、西村):大変嬉しく思っております。市場のみなさまからGALLERIAを認めていただけていて、さらにそれを継続できているという事実は、私たちにとっても非常に励みになります。本当にありがたいことですね。

――GALLERIAが評価されている要因をどのように分析していますか。

西村:この4年間で、ブランド認知を大きく向上させることができたからであると捉えています。プロゲーミングチームの「Crazy Raccoon」様や、次世代バーチャルeスポーツプロジェクト「ぶいすぽっ!」様とのコラボレーションも、短期で終えるのではなく時間をかけて取り組むことで、相乗効果を発揮できています。多くの方に「ゲーミングPCのブランドといえばGALLERIA」と思っていただけるところまできているのかなと。

――直近1年間の取り組みを教えてください。

西村:ゲーミングPC市場を見ているとストリーマーに関連した分野が拡大傾向にありますので、引き続きそちらにも注力した1年でした。フィジカルスポーツでは「あのプロ選手も愛用している」というブランディングの手法があるわけですが、ゲーミングPC市場ではeスポーツ選手やストリーマーがその役目を担っています。「あこがれの選手や親しみのあるストリーマーが使っている」という理由でGALLERIAを知ってくださる方が多いですね。

――この1年で、ゲーミングPC市場に何か変化はありましたか。

西村:2023年はコロナ禍によるステイホーム需要が落ち着いたことでPC市場も伸び悩んだ1年でしたが、2024年は市場が少し活性化しました。しかし、その要因が何であるかを絞り込むのは難しいですね。今年は10月14日でWindows 10のサポートが終了するので、さらに市場は拡大すると思います。

「PCでゲームをするならGALLERIA」から「PCでやりたいことがあるならGALLERIA」へ

――サードウェーブは2023年夏にPC3ブランドのリブランディングを行い、GALLERIAを「ゲーミングPC」から「コンシューマー向けハイエンドPC」へ再定義しました。どのような手ごたえがありましたか。

西村:イラスト制作や動画編集など、クリエイティブな用途でPCを必要としている方たちへの認知も着実に広がっています。

例えばDTM(Desk Top Music/PCを用いた音楽制作)の分野では、日本最大級のDTMメディアサイトを運営しているSleepfreaks様とDTM用コラボPCを以前リリースしました。また、音楽以外にも、あらゆるクリエイティブな活動に適したGALLERIAがあります。それらは多くのクリエイターの方々から高評価を得ています。

今後もGALLERIAは、プロやプロシューマー(プロデューサーとコンシューマーを合わせた語で、生産活動と消費行動を両方行うユーザーを指す)だけでなく、個人でゲームや創作を楽しむ方々のための相棒としても展開していきます。「PCでゲームをするならGALLERIA」ではなく、「PCでやりたいことがあるならGALLERIA」という認識を、今より多くの方々に持ってもらえるようになることが直近の目標ですね。

AI活用の時代がくるのは間違いないが、ユーザーへの訴求のしかたには課題も

――数年前であればコロナ禍による世界的な半導体不足、直近であればアメリカのトランプ大統領による相互関税の発表など、近年は予想もつかないようなことが多く起こりますが、サードウェーブとしてはどのように対処しているのでしょうか。

西村:弊社は、パーツなどは輸入ですので、為替に影響を及ぼすであろう世界情勢には常に気を配っています。PCに対して相互関税が実施されたら、本来アメリカで販売しようとしていたものが他国に流れてくるのではないか、もしそうなるとしたらどのような影響が考えられるだろうか……などと肝を冷やしました。(トランプ氏は4月2日に相互関税の導入を発表したが、4月11日にはスマートフォンやノートPCなどを除外するリストを公表した)

サードウェーブとしてなにか特別なことをしているわけではありませんが、これまで通りのことをこれまで以上にしっかりとやっていく……というスタンスです。

――GALLERIAブランドの今後の展望を教えてください。

西村:ゲーム用途でのPC購入を考えている方、もしくは、ゲーム用途ですでにPCを活用されている方への認知は十分な手ごたえを感じていますし、ゲーマー層への訴求はもちろん継続して行っていきます。

それと同時に、今後は「PCを使う/PCがほしいけれど、ゲームがメインの用途ではない」方たちへの認知もより一層拡大させていく必要があると考えています。繰り返しになりますが、目標は「PCでやりたいことがあるならGALLERIA」と思ってもらえるようになることです。

そして、その上で避けて通れないキーワードが「AI」です。ただ、AIで何をしたいかは人それぞれですし、コンシューマーユーザーのお客様の中にはまだ、生成AIに拒否反応を示されている方も少なくないのは私たちも把握しておりますので、闇雲に「PCでのAI活用」をお勧めしてもうまくいくわけではありません。

――生成AIにまつわる問題は、なかなか出口が見えてきませんね。

西村:「AIが人の想像力を形にするのを手伝ってくれる未来」は間違いなくやってくると考えていますが、そこに至るまでにどのような道筋をたどればよいかはいまだ不明瞭で、悩んでいるところです。今後、GALLERIAとして取り組むことの一つだと考えています。

――それでは最後に一言お願いします。

いつもGALLERIAをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。このたびの受賞は、ひとえに皆様からの温かいご支援の賜物と心より感謝しております。GALLERIAは、これからもさらなる進化を目指してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。

GALLERIA 公式サイト
ライター:蚩尤,編集:松田和真,インタビュアー:宮崎 紘輔,撮影:小原 聡太》

ライター/汎用性あるザク系ライター(が目標) 蚩尤

1979年生まれのファミコン直撃世代。スマホゲームもインディーズも大型タイトルも遊びますが、自分と組ませてしまって申し訳ないという気持ちやエイミングのドヘタさなどからチーム制のPvPやFPS、バトロワが不得手です。寄る年波…! ゲームの紹介記事に企画記事・ビジネス寄りの記事のほか、アニメなど他業種の記事もやれそうだと判断した案件はなんでも請けています。任天堂『ガールズモード』シリーズの新作待機勢。

+ 続きを読む

インタビュアー/タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top